上記の安藤昌益全集を購入してみた。ほんの2~3ページを読んだが、実に難解で読むのに苦労する。しかも、その記述は仏か天使かと思うほど専門的で、繊細まるで空想の世界である。しかしそれは空想でなく、事細かいところまで精査しており科学的でもある。
この人物を天才というには、あまりにも失礼な気がする。それくらい優れた哲学者、思想家である。又、マルクスなどの哲学者より、100年も前に共産主義を唱えた人物である。たとえようのない人物である。だから、安藤昌益は日本の歴史から抹消されたのである。
時の政府はこのように人間(庶民)に有益な人物、思想、哲学、発表、発明、研究、実績などはことごとく握りつぶした。又、書物、実績、証拠、履歴、仲間、後継ぎなどをこの世から抹消した。その上にその団体もことごとく泡のごとく消した。
しかし、明治になり偶然にも安藤昌益の貴重な書物が発見され、徐々に安藤昌益の実像が明らかになりつつある。しかしこれも、現代の権力者に襲われ弾圧にあう可能性がある。安藤昌益の思想がもう少し明らかになり、国民の目や心に触れたとき彼らは、強烈にその支持者を弾圧するだろう。自分たちの利益に反するからである。
こんなことは、釈迦如来が誕生された2600年前から当たり前の様に行われてきた。だからたった2500年で、人類生存から70億年をはるかに超える地球破壊、戦争で人殺しを行ってしまったのである。
問題はこれからであるが、人間が作り出した科学、化学、機械、コンピューター、コンクリート、原子爆弾、ウイルスは2500年どころか数年で地球破壊、消滅、人類皆殺しに向けられるかもしれない。このようなハイテクは、人類に寄与するなどと言われてきたが全く正反対であった。
だからこそ釈迦如来は、一汁一菜、生物を殺さない、財産を持たないなどの哲学を主張されて実行したのである。安藤昌益は釈迦如来も厳しく批判している。しかし、批判先はおそらく釈迦如来の亡くなられた後の現代仏教である。だから大乗仏教に対する批判だと信じる。
いずれにしても、安藤昌益は例えようのない人類歴史史上最高で貴重な人物だったことは間違いない。特に日本人は、このことを一秒でも早く気がつかねば滅亡してしまう。
反対に気がつけば、そして今までのことを反省して、安藤昌益に従えば、必ず世界の地獄を救えること間違いないと信じる。
原発事故で70億年の生物の歴史がなくなる
恐怖の世界大戦で皆殺し
身の毛もよだつ人類、地球滅亡の核戦争
さてこの危機で最後のチャンスの天使が出られるか?
釈迦如来は56億7000万年後に、地球を救うために弥勒菩薩(みろくぼさつ)が現れると予言されたが、今後地球が10年もつとはだれも予想できない!