カラスの悪口を言うつもりは一切ありません。
なぜ、一宮の上空に釈尊がおられるかをこれから書いてみる。日本人は世界から見ると、エコノミックアニマルと昔から揶揄(やゆ)されている。その悪口はあながち間違いでなかった。今でも、自分さえよければという人間が多すぎるのである。その反対の人間を探してもなかなか見つからない。そして、特に近隣の国でも日本を尊敬している国はないと断言してもよい。たまたま存在しても、それはほんのひとかけらの評価部分である。私の言うのは全体としての評価である。
そのエコノミックアニマルではなく、反対に位置する立派人物をあげよと言ってもなかなか推薦できない。それだけではない普段の言葉もきつい、顔つきも怖い又、せっかちで怒りやすい、女性や貧民に対しての蔑視(べつし)、金に汚い、油断できない、こせこせする、反省しない、笑顔が全くない、さっぱりとせずねちこい、約束をやぶる、反抗する、信仰心がない、集団で攻める、相手を地位・財産で判別する、力のあるものには弱い、悪口が多い、うそをつく、執念深いなどなどで言い出したらきりがなく延々と続く。
そんな欠点は、一宮市を愛知県の他の町から見た一宮市の評価である。よく聞くことだが、一宮市には良識的な店や企業が育たないという。一宮には有名で信頼のある老舗はまず来ないか、来ても早々に撤退するということだ。本当に良心がある企業は、一宮に存在できないということである。ごまかしのない真面目な企業は、ここでは経営できない風土があるのだ。
昔(30年ほど前)タマコシ(一宮出身)などという大きなショッピングセンターがあったが、まさに一宮市を代表するようないやな店だった。その店も間もなく姿を消したのである。そんな一宮市を愛知県内の他市からから見て「一宮カラス」と言っていたのである。愛知県人は、一宮カラスと言いながら笑いものにしていた。しかし、その愛知県は日本全体の市から尾張の人間(名古屋)は汚く、あまり相手にしたくないという評判である。
その日本が、世界中からエコノミックミックアニマルと呼ばれ鼻つまみにあっている。その三段論法で言っても、一宮市は立派な世界一の心の汚い町だといえる。これは生まれてから78年この地で生活している者(私)の偽らざる評価である。
その一方で、私はこの一宮市が本当に心か入れ替われば世界も変わると単純に考えたのである。しかし大きなことばかり言っても始まらない、だから、一宮市の一部始終をまず変えてみなければならない。
又、3年ほど前に愛知県が日本一の交通事故死亡数が数年続いた。その時、愛知県内では一宮が一番多かった。そして犯罪者数も事故死と同じ図式だった。交通、犯罪問題から言ってもご覧のとおりである。この数字は交通、犯罪だけと限らない、その他の事項を多分同じではないか。その時も一宮は、根本的な対策をせずにお茶を濁していたのである。
何事も平生の心掛けが大事である。一宮は事が起きても平然として、厳しい処置をせず先延ばしにする癖が治らない。その付けが少しづつ着実に積みあがってきた。最近ではカーマホームセンター一宮妙興寺店12月末に閉鎖する。そして名鉄百貨店の一宮店も、来年1月に閉店することになった。いよいよその病魔が表面化した。
これから、ほとんどの店が窮地に陥ると思われる。今まで政府、自治体が経営を給付金で助けていたが、今後はそんなことはとても無理である。もし国が給付金を止めたら全国の企業はお陀仏ではないか。そんなことは、毎日の店のお客数を見れば一目瞭然である。それを知りながら民間・自治体・国も見て見ぬふりをしてきたのである。もしかして、日本で一番初めに市内の倒産件数がトップになり市側も経営破綻するかも・・・・・
そして、いかに一宮市が今まで危機に目をつむってきたかがはっきりとする。もしかして一宮の閉店が全国に波及して、国内が大パニックに突入するかもしれない。しかし、そこから一宮が大改革する勇気があれば「災い転じて福となす」のことわざ通りになるかもしれない。核戦争や世界戦争で人類皆殺しにあったり、原発事故が多発して地球自体が壊れるのなら余程このほうが良い。
だからこそ釈尊が今、一宮の上空で待機されているかもしれない。そして幸運にも人類、他の生物、地球を助けてくださるのかもしれない。と同時に私が日本、世界を救えるかもしれない。