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能登半島大地震について想うこと

 
 
輪島地方の美しい海
 
 
能登半島地震(輪島地方大地震)は今年(2024年1月1日)におきた。正月早々実に縁起が悪い地震だった。日本(世界)は2019年末からコロナ騒ぎが始まり、その後の4年間は国民は踏んだり蹴ったりで生きた気がしなかった。特に中小企業は売り上げが極限まで下がり、国内経済は破綻の寸前まで来ている。
私の地元でも、今時ほとんどの店は来客は限りなく0に近い状態である。その為に事業者(国民)は実質国の給付金で生き延びている状態である。
 
こんなことは、人間の歴史史上初めてではないかと思います。
 
福島原発の時は違う意味で国民は命を縮めた。しかし今回の地震は輪島地方の人々には厳しい追い打ちとなった。聞くところによると、輪島地方への国の復興支援が非常に少なく、町全体がいまだに復旧していないということであります。
 
弊社は、昨年末から輪島塗のメーカーにご支援いただき輪島塗の特別販売中でした。大地震が起きたので、メーカーとの電話連絡も5月ごろやっと可能となったばかりでした。弊社の大手仕入れ先の他のメーカーも、2社が社屋が全壊していまだに手につかない状態とかです。これは国の対応ができていないと思われます。
 
 
このうえは我々輪島塗販売会社、全国の国民の皆様と力を合わせて輪島塗会社、輪島市民を支援して、貴重な輪島塗の技術、文化を守り抜かねばなりません。幸い輪島地方の皆様は、昔から独立独歩の優れた人々です。そして質素倹約、真面目さ、堅実さを兼ね揃えた皆さまです。
 
その上に輪島地方は自然が優美で、海も汚さず、空気もきれいで住むにもこれ以上の所はありません。
 
弊社では、今後残された輪島メーカーとも力を合わせて輪島塗を守り抜く所存です。寒い地方の特異な辛抱強さを発揮して、必ず近い将来輪島市の復活を果たしたく存じます。
 
国民の皆様もこの際輪島塗の伝統文化、又輪島地方の同胞のために一肌脱ごうではありませんか!
                                                                 社長 木村 康一